「おまけ」から「個人」として認識されるために
はろはろ〜、青山あこです。
今日は、ここ1年お世話になっているフリーマーケットでのお話です。
①「おまけ」として参加していた日々
地元のフリーマーケットに参加するようになったのは、ちょうど1年前でした。きっかけは、そこへ出店する友人に、お手伝いを頼まれたこと。来てくださるお客様のお目当は、友人のハンドメイド作品や彼女が施術するヘナタトゥー。私の役割といえば、施術待ちのお客様とおしゃべりしたり、物販の補佐でした。
彼等からの認識としては、「彼女の友人」や「お手伝いの人」だったでしょうし、自身の意識としても「おまけ」であり、それ以上の存在感を出したいなんて考えてもいませんでした。
②「おまけ」と「承認欲求」のはざま
はじめは、友人のお店だしとあまり目立たないようにお手伝いしていました。がしかし、友人が周りの出店者さんや主催者の方、お客さんに「個人」として認識され、どんどん距離が近くなっているのを見ていると、「友人のおまけ」として留まり続けてる自分が何だか取り残されているように感じてきました。
否、取り残されていたのです。
私も、私として認識されて、おしゃべりしたり、この場に存在したい、そう思うようになりました。
③「個人」として認知されるには
じゃあ、今まで「おまけ」だった私が、周りの方の目に入るようになるためには、どうしたらいいのか?参加するごとに考え方や関わり方をブラッシュアップしてみました。
- 1度は来てくださっている方の顔と、会話の内容は、覚えるようにする。
- この人と話すことが楽しい!と思ってもらえるように、相手の話を聞くことに重点を置く。
- 友人の知り合いや顔なじみの出店者さんには、自分から話しかける、挨拶をする。
そんなこと?
そう思う方もいるかもしれません。でも、案外どれも意識しないとできないことばかり。1、2ヶ月に一度くらいのペースでの出店の中で、来てくださった方の顔と会話の一部を覚え、話しかけて、自ら話してもらうようになるのは、なかなかハードルは高いです。でも、もし逆の立場だったら、覚えててくれただけでも嬉しいし、「◯◯お好きなんでしたよね?」なーんて話しかけられたら、いろいろ話したくなっちゃう。
これって、普段の友達付き合いや仕事仲間でのやり取りでも有効だと思うんです。もし、なかなか距離を縮められない人がいるって人には、是非おすすめしたいです!
重要なのは、自分の話もすることと、共感すること。
これは、メンタリストのDaiGoさんの受け売りですが、自分が心を開いて話せば、相手も「自分のこと話さなきゃ」って気持ちになりやすいし、共感することで親近感を抱いてもらいやすくなるのだそうです。
嘘をつく必要はないけれども、「その気持ち分かる!」と少しでも思ったなら、それはきちんと相手に伝えて、聞くばっかりじゃなくて自分の気持ちや経験も開示することが、距離を縮めるポイントだと思います。
④その結果
先日、またフリーマーケットに参加してきましたが、これまで友人を介して話してくださった方が、私と二人でおしゃべりして下さるようになったり、主催者の方も友人なしでも気づいてくれて、お話しすることができるようになりました。
素直に、「個人」として気づいてくださっていることが嬉しかったです。
今後の目標は、名前を呼んでもらえるようになること。
ちいさなステップアップを重ねながら、明日も一歩。
青山あこ。